ジョジョの奇妙な冒険(JoJo's Bizarre Adventure) 21巻 あらすじ・感想

集英社
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砂漠を越えエジプトを北上するジョジョ一行に、変身能力と未来予知を組み合わせたオインゴ・ボインゴ兄弟が忍び寄る。だが漫画的な運の悪さで自滅し、笑い話のうちに退場していく。息をつく間もなく現れるのは、握った者の意思を奪う妖刀のスタンド「アヌビス神」。戦うほど相手の太刀筋を学習する剣が、剣士ポルナレフの前に立ちはだかる。

⚠️ ネタバレを含みます。

オインゴはクヌム神で承太郎に化け、弟ボインゴのトト神が示した予言どおりに爆弾を仕込もうとするが、予言の解釈を取り違えて自ら爆発し自滅する。続く「アヌビス神」は刀そのものに宿るスタンドで、握った者を操って戦わせ、しかも戦うほど相手の太刀筋を学習して強くなる厄介な相手だ。無名の男、そして理髪師カーンを次々と乗り手に変えてポルナレフを追い詰め、シルバーチャリオッツの技をそのまま盗んで返してくる。最後は水中での立ち回りと承太郎の助けにより刀身を断ち切られて封じられ、学習する武器という異形の敵が強い印象を残す巻となった。使い手が死んでも消えないスタンドという設定が明かされる点でも重要で、DIOの城が近づくにつれて敵の性質そのものが歪んでいくことを読者に印象づける一冊だ。
著者荒木飛呂彦
出版社集英社
レーベルジャンプコミックス
発売日1991-05-10
21巻21巻

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