水原千鶴の主演映画制作という途方もない夢に、和也は全身全霊を捧げる。クラウドファンディングという背水の陣、目標額達成へのラストスパート。しかし、美貌の支援者・海による観劇デートの誘いが、和也の心を激しく乱す。水原のプロ意識と、他人に踏み込ませない孤独な本心。募る苛立ちと焦燥の中で、和也は再び自身の無力さを思い知る。執念の果てにたどり着いた最終日の結末が、二人の関係を決定的に変えていく渾身の一冊。
彼女、お借りします(Rent-A-Girlfriend) 15巻 あらすじ・感想
ラブコメ / 少年 / 講談社
15巻を読む→
読み込みに失敗したページがあります · ストアで続き
関連リンク
内容紹介
彼女、お借りします 15巻 ネタバレ・あらすじ
⚠️ ネタバレを含みます。
クラファン終盤、和也は睡眠時間を削り、ビラ配りと交渉に明け暮れる。しかし、海が水原の映画にかける想いを「役者として」称賛する姿を目の当たりにし、和也は身分違いの劣等感に打ちのめされる。特に海が水原をデートに誘い、彼女がそれを承諾した事実に、和也の心は嫉妬で焼き尽くされる。映画制作を応援する立場でありながら、水原が自分以外の男性と過ごす時間に耐えられない。そんな和也の動揺をよそに、水原は「仕事の一環」と割り切りつつも、役者としての階段を駆け上がろうとする。迎えた最終日、集まった資金は目標を大きく上回り、映画制作はついに現実のものとなる。海とのデートを通じて水原が改めて抱いた「役者であり続ける覚悟」、そして和也が捧げた泥臭い努力。二人の間に横たわるのは、夢を共有したという揺るぎない絆と、決して混ざり合わない「推し」と「ファン」という残酷な境界線。和也の恋心は、映画完成という大目的の影で、より深く、より切実に歪んでいく。
感想・ネタバレ
15巻、マジで全人類読んで……。クラファン達成へ泥臭く奔走する和也の姿は尊いのに、海の登場で嫉妬に狂う情緒不安定な彼がもう愛おしすぎて辛い。特に海とのデートを承諾した千鶴への、和也のあの複雑な心境よ。仕事と割り切る千鶴のプロ意識の裏にある孤独と、それを突きつけられて身分差を痛感する和也。夢を叶えるために絆を深めながらも、ファンと推しという残酷な境界線が絶妙に交差してて胸が締め付けられた。ラストの達成感と仄かな切なさのコントラストに心持ってかれた……。二人の関係が決定的に変わる瞬間、瞬き厳禁の再読確定巻です!
基本情報
| 著者 | 宮島礼吏 |
|---|---|
| 出版社 | 講談社 |
| レーベル | 講談社コミックス |
| 発売日 | 2020-06-17 |
| 15巻 | 15巻 |
単行本・購入リンク
PR 単行本・購入リンク
