彼女、お借りします(Rent-A-Girlfriend) 7巻 あらすじ・感想

ラブコメ / 少年 / 講談社
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ダメ大学生・木ノ下和也とレンタル彼女・水原千鶴の“偽りの関係”が最大の危機を迎える第7巻。嘘を確信した元カノの麻美が、あろうことか水原自身をレンタルして正面からぶつけてくる。逃げ場のない席で問い詰められても、水原は和也を庇い続け、たった一人で二人の関係を守り抜こうとする。自分のために張り続けるその横顔に、和也の心はついに動く。仮初めの恋が本物へ踏み出す、シリーズ屈指の分岐点となる一冊。

⚠️ ネタバレを含みます。

最大の見せ場は、麻美が水原をレンタルして仕掛ける修羅場。麻美は和也の嘘を暴くために言葉を選ばず踏み込み、レンタル彼女という商売そのものを侮辱していく。それでも水原は表情を崩さず、演技ではなく意志で和也を庇い続ける。和也は自分の嘘のせいで彼女が矢面に立たされている事実に打ちのめされ、逃げるか庇うかの選択を迫られる。追い詰められた和也がようやく口にしたのは、これまで曖昧に濁してきた本心だった。「君がいい」——金で始まった演技の関係を、和也自身の本気の告白へと塗り替える一言だ。水原の返事は保留のままだが、二人の距離は決定的に縮まり、物語は偽りから本物の恋へ舵を切る。同時に麻美の敵意は明確な悪意へと変質し、次巻への不穏な予感を残して幕を閉じる。

7巻、修羅場が濃すぎて心臓が持ちませんでした……!麻美ちゃんの刃みたいな言葉に晒されても、演技じゃなく意志で和也くんを庇い抜く千鶴ちゃん、強くて美しくて尊い……。そしてついに零れた「君がいい」。あんなに情けなかった和也くんが、初めて本気で彼女と向き合った瞬間で、解釈が一致しました。嘘から始まった関係が本物へ加速していく手触りにゾクゾクします。麻美ちゃんの悪意も濃くなって、続きが気になりすぎて今夜は眠れません。間違いなく再読確定の巻です。

著者宮島礼吏
出版社講談社
レーベル講談社コミックス
発売日2018-11-16
7巻7巻

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