戦隊大失格(Sentai Daishikkaku) 11巻 あらすじ・感想

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怪獣の出現で大戦隊が総動員される一方、怪人保護協会の理事たちは死んだ幹部怪人の力を取り込み、次々に怪人化していく。人類の英雄と協会という二大勢力が街ごと巻き込んで激突するなか、戦闘員Dは誰の駒にもならず単独で戦場へ踏み込む。ただ己の目的のために。『戦隊』史上最大の大乱戦が開幕し、「戦闘員D」の名が世界へ轟き始める。

⚠️ ネタバレを含みます。

“戦保怪戦”の火蓋が切られ、天ノ川市は三つの意志が交差する戦場へ変わる。大戦隊は怪獣対処を名目に全戦力を投入し、怪人保護協会の理事たちは倒された幹部怪人の力を体内へ取り込み、人の姿を捨てて次々と化物へ変貌していく。どちらの陣営も「人類のため」を掲げながら、実際に守っているのは自分たちの利権だけだ。そこへ単独で乱入したDは、戦隊の連携も協会の統制も乱す異物として暴れ回り、味方のふりをしながら双方の急所を削っていく。擬態が剥がれかけても、仲間を取り戻すという一点だけは折れない。理事たちの怪人化は協会の建前を完全に破壊し、大戦隊の内部にも深い亀裂を生む。乱戦の果てに「戦闘員D」という名は、恐怖と希望の両方として世界に刻まれ始める。

11巻の情報量、脳が追いつきません……! 理事たちが幹部怪人の力を取り込んで人の形を捨てていく描写、グロいのに美しくて何度も見返しました。尊い……。そしてDが単独参戦しちゃうんですよ? 誰の味方でもなく、誰の駒にもならず、たった一人で二大勢力の真ん中に立つ姿がもう解釈一致すぎて泣きました。「己の為だけに」と言いながら結局は仲間のために暴れてるのがずるいんです。ページをめくる手が止まらなくてゾクゾクしました。

著者作者不明
出版社講談社
発売日2023-09-14
11巻11巻

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