迷宮の最深部にたどり着いた受験者たちを待っていたのは、宝を守る仕掛けと、受験者同士の潰し合いだった。試験官ゲナウは「弱者をふるい落とすのが試験の役目」と言い放ち、みずから受験者へ牙を向ける。デンケン班は老いた身体と積み上げた経験を武器に死地を渡り、フェルンは疲弊しながらも師に追いつこうと踏みとどまる。フリーレンの魔法の底が少しずつ明かされ、二次試験は血の匂いを帯びた終局へ向かっていく。
葬送のフリーレン(Frieren: Beyond Journey's End) 9巻 あらすじ・感想
ファンタジー / 少年 / 小学館
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内容紹介
葬送のフリーレン 9巻 ネタバレ・あらすじ
⚠️ ネタバレを含みます。
ゲナウは魔族を殺すことに人生を捧げた武闘派の魔法使いで、資格を与えるに値しないと見た者を自分の手で削ぎ落とすつもりだった。デンケンは若い受験者を庇いながら奇策と胆力で死地を切り抜け、老いてなお現役である理由を身体で証明する。フリーレンは試験官の特権すら冷静に見切り、フェルンとともに最深部の宝を持ち帰って二次試験を突破する。生き残った合格者はごく数名に絞られ、最後の三次試験は「試験官ゼーリエとの面談」だけだと告げられる。魔法とは何か、なぜ資格が必要なのかを正面から問われる場が用意され、魔法とは何かという問いが受験者それぞれの生き方への問い返しとして残り、フリーレンの師フランメの名がゼーリエと結びつく気配も静かに漂いはじめる巻だ。
感想・ネタバレ
ゲナウさんの「弱者はふるい落とす」思想、こわいのに筋が通っていて解釈一致なんですよね……。魔族を殺すためだけに生きてきた男の歪みが尊い……。デンケンさんが若手を庇う場面はもう完全に優勝で、老いた手が誰かの前に出る絵にゾクゾクしました。フェルンが限界のなかで師に追いつこうと踏みとどまるの、健気すぎて胸が痛いです。そして最終試験がゼーリエとの面談だけって引き、性癖に刺さりすぎませんか。次巻を読まずに眠れる人はいないと思います。
基本情報
| 著者 | 山田鐘人 / アベツカサ |
|---|---|
| 出版社 | 小学館 |
| レーベル | 少年サンデーコミックス |
| 発売日 | 2022-09-15 |
| 9巻 | 9巻 |
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