戦隊大失格(Sentai Daishikkaku) 6巻 あらすじ・感想

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竜神戦隊ドラゴンキーパーの正隊員昇格を懸けた最終試験、その最終日。訓練生同士の激闘のさなか、怪人幹部ペルトロラの暗躍とブルーキーパーの乱入によって事態は一変する。憎きドラゴンキーパー、そして戦闘員たちを裏切った怪人幹部——Dは何のために、誰と戦うのか。悪の怪人として彼が出した答えとは。パイロンの試験、ついに決着。

⚠️ ネタバレを含みます。

最終日の盤面は、訓練生同士の潰し合いから一気に三方向の戦いへ変わる。裏で糸を引いていた怪人幹部ペルトロラは同胞である戦闘員を平然と道具扱いし、Dにとって「敵は大戦隊だけではない」ことを残酷な形で証明する。そこへブルーキーパーが乱入し、試験の枠組みそのものが吹き飛ぶ。Dは擬態を守るか、目の前の仲間を守るかという選択を迫られ、悪の怪人として生きると決めた自分の答えを示す。結果としてブルーキーパーの討伐と青の神具の奪取に手が届くが、ペルトロラの介入によって決着は不完全なまま終わり、勝利にも後味の悪さが残る。パイロンの試験はここで幕を閉じ、Dは大戦隊の中枢へ進む資格を手にするが、守るべきものと討つべきものの境界は以前より遥かに曖昧になっている。

6巻、息つく暇もない怒涛の展開で心臓が持ちません……!桜間日々輝の秘めた覚悟と、Dが切り開く変革の熱さに胸が震えました。特にあの極限状態で見せるライバル同士の共闘、背中を預ける構図が尊すぎて思考停止です。ペルトロラが同胞を道具扱いする冷酷さも解釈一致で、敵味方の境界が溶けていく感覚にゾクゾクしました。悪の怪人として出したDの答えが切なくて愛おしい……。伏線回収の快感と新たな謎で情緒が不安定、これは再読確定。歪な関係性がこの先どう転ぶのか、妄想が捗りすぎて眠れません。

著者作者不明
出版社講談社
発売日2022-07-15
6巻6巻

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