戦隊大失格(Sentai Daishikkaku) 7巻 あらすじ・感想

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怪人幹部ペルトロラの介入で消化不良ながら、ブルーキーパー討伐と青の神具奪取に成功したD。パイロンの試験も突破し、ついに正隊員へ昇格する。同期の薄久保とともに配属されたのは裏怪人討伐専門の「グリーン部隊」。次の標的はグリーンキーパーと、街に潜む新たな怪人幹部。バレたら終わりの潜入作戦、再び。街を騒がす「神隠し」事件の謎を追え。

⚠️ ネタバレを含みます。

昇格したDが得たのは自由ではなく、より濃い監視のなかで動く権利だった。配属先のグリーン部隊は表に出せない裏怪人を狩る部署で、Dは討つ側として同胞を追う立場に置かれ、擬態の維持と復讐の目的が正面から衝突し始める。同期の薄久保との距離が近づくほど、いつでも殺せる相手を仲間と呼ぶ矛盾が重くのしかかる。追うのは街で連続する「神隠し」事件で、その裏には新たな怪人幹部の思惑と、グリーンキーパー自身が抱える秘密が絡んでいる。大戦隊が英雄の顔を保つために何を消してきたのかが少しずつ露出し、被害者と加害者の線引きが揺らぐ。神具集めの旅は、Dに「誰を裏切るか」を選ばせる旅へ変わっていき、潜入は敵を騙す作業から自分を偽り続ける消耗戦になっていく。

7巻、昇格した瞬間からもっと苦しくなるの本当にずるい……!同胞を狩る部署に配属されるDの立場が業が深すぎて、読みながら胸が潰れました。薄久保との距離感がじわじわ縮まるのがもう尊いのに、いつでも殺せる相手を仲間と呼ぶ矛盾を背負っているのがしんどくて最高。潜入がバレるかどうかの緊張がずっと続くのに、こういう日常寄りの空気で情が湧く構成、完全に解釈一致です。神隠し事件の不気味さもゾクゾクするし、グリーンキーパー側の秘密の匂わせに震えました。Dが誰を裏切るのか想像するだけで眠れません……!

著者作者不明
出版社講談社
発売日2022-10-17
7巻7巻

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